道頓堀の飲食店で培った「おもてなしの心得」を「商いの原点」として分かりやすく話す。女将の考案した「たこ焼き教室」は市営観光バスのコースにも指定されるなど、雑誌やテレビの取材の絶えない人気店となった。店を経営するかたわら、市民講座の講師、講演活動など幅広く活躍。
大阪府出身。1963年、甲南大学卒業、同年「(株)くいだおれ」入社。結婚を期に退職し、専業主婦となるが、83年専務・女将として復職。04年会長。08年、建物の老朽化などを理由に店舗を閉鎖した。経営に関わるかたわら、女将としてユニークなメニューを考案するなど常に話題を集め、「くいだおれ」を大阪名物の飲食店に成長させた。個性的な風貌を持つ店の看板人形「くいだおれ太郎」は、市民や観光客に長年親しまれ、閉店後の現在も街のシンボルとなっている。
テーマ別ジャンル: コミュニケーション