1955年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。飲食店アルバイトから酒好きが高じてサッポロビールに入社。ギネス、ミラー、青島など海外ブランドビールのマーケティング、黒ラベルなどの宣伝制作、グループ全体の広報・IRなどを担当。広報IR室長、コーポレートコミュニケーション部長、恵比寿麦酒記念館館長、CSR部長、ヱビスビール記念館館長、サッポロビール株式会社文化広報顧問などを歴任。「日本ビール検定」を主宰する一般社団法人日本ビール文化研究会理事顧問を務め、同検定の作問や監修を担当した。ビールや酒に関する著書多数。NHK「チコちゃんに叱られる」、NHKEテレ「知恵泉」、「美の壺」、BSジャパン「武田鉄矢の“昭和は輝いていた”」などTV出演のほか、新聞社の政経懇話会などでの講演も多い。面白く楽しくビールを語る試みとしてカルチャーセンターやライブハウスでの「トークショー」を行なっている。2016年には三遊亭兼好師の独演会にビール漫談の芸人としてゲスト出演した。2018年には著書『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー』を原作とした映画『日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)』(制作:重富寛)が制作されて全国で上映された。近刊は明治から昭和初期のビール業界を牽引した馬越恭平の伝記小説『負けず 小説・東洋のビール王』で、作家西谷史氏から絶賛された。2023年秋には吉祥寺ワールドビアフェス用のオリジナルビールをプロデュースして短期間で完売し注目を浴びた。
【著書】
随筆集『小心者の大ジョッキ』(講談社:2006年)、『もっと美味しくビールが飲みたい~酒と酒場の耳学問』(講談社文庫:2008年)、『とりあえず、ビール!~続・酒と酒場の耳学問』(講談社文庫:2009年)、『美味いビールは三度注ぎ!』(ジョルダン・ブックス:2011年)、『ビールの世界史こぼれ話』(ジョルダン・ブックス:2013年)、『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー』(小学館:2014年)、『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー 大日本麦酒の誕生』(雷鳥社:2016年)、『ビール今昔そもそも論』(ジョルダン・ブックス:2018年7月)、『負けず 小説・東洋のビール王』2020年9月