私たちは食べ物からどれくらい内部被ばくしているのだろうか? 食品に含まれる放射線とその影響について不安を感じている人は少なくない。福島第一原子力発電所事故から3年が経過、「日本の食品は世界でもっとも厳しい規制のもとで流通している」と言われ続けているが、その真相はどうなのか。聴講者に、毎日摂取している食品の放射線セシウムと、食品表から計算した放射線カリウムの数値が記入されたカードを配布、だれでもが家計簿をつけるようにしてその被ばく放射線量がわかるようにした講演は「非常に分かり安い」と評判を呼んでいる。
北海道生まれ。日本大学農獣医学部水産学科卒業、千葉大学博士号取得。現在は原子力材料の微量成分の分析、放射線測定をはじめ福島支援にも力を注いでいる。
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