大学院時代より、科学観測のためのロケット、及び人工衛星の飛翔計画の策定に従事し、人工衛星打ち上げ用ロケットの設計に携わってきた。また、宇宙科学における国際協力の発展にともない、国際協力の窓口となると同時に、広く国民・少年少女に対する宇宙をテーマとする教育・普及活動を行っている。長らく宇宙を旅し、多くの困難を乗り越えて、2010年6月に地球に帰還した、小惑星探査機「はやぶさ」の設計・打ち上げ計画に当初から携わる。1942年広島県呉市生まれ。65年東京大学工学部宇宙工学コース卒業。70年東京大学大学院博士課程修了(工学博士)。東京大学宇宙航空研究所を経て、現在に至る。
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