「改革派知事」として、鳥取県で公共事業の見直し、情報公開の徹底、「根回し」を排した議会運営などの改革を進め、地方分権時代の旗手として名高い。2000年の鳥取県西部地震では、国の反発を押し切って被害者の住宅再建支援策を全国で初めて実施した。また、総務大臣として地方行財政改革に取り組む。政治の現場と官僚の習性を知り尽くした講師ならではの大胆な処方箋を提示。
1951年生まれ、岡山県出身。74年東京大学法学部卒業、自治省(現総務省)入省。99年鳥取県知事に初当選。2期務め、2007年4月任期満了。08年4月慶應大学法学部教授、10年9月菅内閣で総務大臣に就任。11年9月野田内閣発足に伴い退任し、大学に戻る。
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