行政改革、危機管理など具体的なテーマを通して、日本人の行動を支配し、現代日本を苦しめている病理現象の正体を解説する。週刊ポストに「逆説の日本史」を連載、人気を博す。1977年早稲田大学法学部卒業後、TBS入社。85年退社し、執筆活動に専念、歴史推理、ノンフィクションに独自の世界を開拓している。TBS報道局記者時代の80年、「猿丸幻視行」で第26回江戸川乱歩賞を受賞。伝説の猿丸太夫と柿本人麻呂の謎に、若き日の折口信夫が挑むという構成が高く評価された。講演では政治、経済、社会などの中から、身近なテーマを選び、歴史的に見た日本人の無意識の行動原理などを解説する。
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