難波の社長像そのままの親しみやすく飾り気のない話しぶりで会場を魅了する。中小企業の町、大阪府東大阪市で「メード・イン・東大阪」の人工衛星を打ち上げた中心人物。大阪万博で「月の石」を見て、航空・宇宙の世界に興味を持ち、家業の会社をロボット部品や航空機部品を生産する企業へと発展させた。夢は、「航空宇宙産業を東大阪の地場産業にすること」。2008年有限責任事業組合「まいど」(LLPまいど)の会長に就任し、翌09年に国産ロケットH—ⅡAで人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した。
著書=「涙と笑いの奮闘記 まいど!」